どうぞ皆さんお揃いで

4月になりました。

年度も変わり平成30年度、あらためて

よろしくお願い申し上げます。

 

30月半ばを過ぎてから一気に気温も上がり

雪も順調に溶け、例年の懸案である

「お彼岸はお墓参りが出来るのか」

という問題も今年は杞憂に終わりました。

法伝寺の彼岸法要も無事勤める事が出来、

お参り頂いた皆様お疲れ様でした。

ありがとうございました。

 

さて今年の春の彼岸法要ですが、

例年より多くの参詣者に恵まれて

賑やかに執り行なう事が出来ました。

 

お寺としては特別例年と違う事をやったわけでも無く、

(いやいずれ何かやってみたいとは思うのですが)

何がいつもと違うのかなと考えてみたわけですが、

一つ大きく違う現象に思い至りました。

 

それは

「ご家族連れが多かった」

という事です。

 

いつもお一人でお参りされている奥様が

旦那さんと共に、お父さんが家族皆さんで、

お婆ちゃんがお孫さんを連れて、

という姿が多く見受けられました。

 

ご先祖さまはきっと賑やかなお参りに

喜ばれた事でしょう、お寺にとりましても

次の代またその次の代の檀信徒の方々の

お姿が本堂にあるというのは嬉しい限りです。

これはとても尊い事ですね。

 

特に決まりを作っているつもりも無いのに

何故か一軒から代表お一人が

行事にお参りに来るパターンが多い、

そういう状態を実は昔から

管理人は不思議に思っていました。

 

せっかくですからこの度の彼岸法要のように

先祖供養はご家族お揃いで、ご祈祷はそれぞれの

祈願の願主が自らお参り頂きたいのです。

 

若い方やお子さんお孫さんにとっては

最初よくわからないかも知れませんが、

「この日はみんなでお寺にお参りして

お寺で振る舞う食事を食べて帰る」

信仰のきっかけはそれで十分です。

 

お寺に来れば信仰の仲間がいて、

よくわからなかった行事の内容や

ご供養とは?ご祈祷とは?という説明も

行事の度にお話させて頂いています。

 

次のお寺の行事は4月末の鬼子母神様春祭。

取子希望の方、特別祈願がある方、

是非可能な限りご本人がお参り下さい。

ご家族お揃いでお参り下さい、

初めての方も大歓迎!。

きっとより大きなご利益がありますよ、

お待ちしています。