お会式(おえしき)のご案内

10月13日は日蓮大聖人の御命日。

 

私達はその日を「御聖日(ごせいじつ)」と呼んでいます、大聖人の遺徳を偲ぶ大切な日です。

 

法伝寺では檀信徒の皆様がお参りをしやすい10月16日の日曜日を選び、午前11時より日蓮大聖人のご法事にあたる「御会式(おえしき)法要」を行います。

 

通常年忌法要は「〇〇回忌」と表現致しますが、大聖人の場合は「遠忌」(おんき)と表します。本年は第735遠忌に当たります。

 

昔ある御老僧にこのような事を言われました。

 

「お題目の信仰をする者であればお寺は借金してでもお会式法要をしなきゃダメだし、檀信徒は何をおいてもお会式法要に参詣しなきゃダメだ。」

 

いささかオーバーな表現ではありますが、お題目の信仰者としてお題目の祖に対し報恩の誠を奉げる事がいかに大切であるかをよく表した言葉だなぁと思います。

 

さてこのブログと法伝寺HPのトップにある写真はどちらも東京・池上本門寺の万灯供養の一コマ。例年10月12日、つまりお会式の逮夜に当たる日の晩にこのような行列が夕方から夜遅くまで行われます。管理人も学生時代には例年万灯行列の警備のお手伝いを致しました。

 

全国から講中が集まり次から次へと繰り出される万灯と参拝者の波が見る者を圧倒します、もよりの東急池上線・池上駅からは本門寺方面に延々と人が流れ、これに逆らって歩くのは非常に困難です。江戸時代から連綿と続くこの一大行事は当時からいかに日蓮大聖人が慕われお題目の信仰が人々の心を掴んでいたか、よくわかりますね。

 

一度是非皆様にもこの行事を見て頂き、この熱気に包まれてご一緒にお題目を唱えたいものです。

 

池上本門寺のウェブサイトでは万灯供養をはじめお会式の様子がライブ配信されるようです、こちら

 

http://honmonji.jp/news/schedule.html

 

ご覧になってみてはいかがでしょうか?。

 

当山・法伝寺のお会式法要にもご家族お誘いあわせの上ご参詣下さいませ。