お盆も終わり・・・

お寺にとっての一大イベントである棚経も無事終わりました、皆様今年はどんなお盆を迎えられましたでしょうか?。

 

そろそろ秋の気配を期待したいところですが、今頃になって蒸暑くなってきましたね。体調には十分ご留意してお過ごし下さい。

 

お寺がある高瀬地区の小学校ですが、早くも二学期が始まりました。ここに通う子供の親としてはさすがにまだ暑いし休み明けるのがちょっと早いんじゃないかと思うのですが・・・。どうも周辺の学校と比べると開始も終了も一週間早い方にずれているようです。

 

さてお盆中伺ったお宅でも色々なお子さんの様子を拝見しました。中にはお経本を手に取り、たどたどしくも一所懸命私と一緒にお経を上げるお子さんもいて嬉しくなったり。坊さんの姿を見かけた途端いなくなっちゃうお子さんもいたり。

 

来年への期待も込めてここに書きたいと思いますが、お盆の棚経を迎えるにあたってお願いしたい事が2点あります。1つは御在宅でいてくれる事。一度決めた日時は毎年変更しておりませんので、どうか留守にならないようお願い致します。そしてもう1点は一緒に仏壇に手を合わせて頂きたいという事。終わった後のお茶のご供養も冷たいおしぼりもありがたいお心遣いと感謝してはおりますが、何より望んでいるのはご家族が共に手を合わせて下さる事です。

 

また、あるお宅に伺った時「お寺の行事に行くと達者にお経を上げる人が結構いるんですね」と言われました。お経が達者な人・お子さんも共に手を合わせる家、これらはただただ個人の信仰の結果であり家庭での信行の結果です。

 

まずは毎日お仏壇に手を合わせる姿をお子さんやお孫さんに見せてあげる家庭が増えて欲しいなと思っています、時間が無ければいっぺんのお題目を唱えるだけでもかまいません、とにかく真似する対象がなければ真似できませんので。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。